当事者が自分ひとりだけでない以上、どこまで内容を公開していいのか…。
ここで足に力を入れた時、ふくらはぎが痙攣し、半泣きになる。
こんな事、なんで堂々と書けんだよ」 「心の底から呆れた。
福井県警勝山署や県警機動隊が24日早朝から捜索し同日午前7時ごろ、山頂から北西約2キロの勝山市北谷町谷の山中で倒れていた女性を発見、約30分後に県防災ヘリで救助した。
ここで既に疲労の為食欲不振やめまい、痙攣を起こすメンバーも現れたが、この時点で中止の判断は下されず、昼食後に登山は続行された。
また、引き返すことも想定し、旗竿やカラーテープ等を持参して、目印を付けながら歩くことも有効です。
ようやく希望が見えたのが、川の流れる音! 川はキャンプ場まで続いている上に、川沿いのルートもあるので、川にさえでれば助かると思いました。
遭難してしまうと、どんな山でもなかなか発見してもらえず、最悪命を落としてしまいます。
その原因と、読み取れるリスク。
とりあえず地図を見ながら、今までの記憶をたどって傾斜と現在地周辺の地形からおおよその位置を割り出します。
——————————————————— 話は戻りますが、「たとえそうでも、この人が死んでいいという訳ではない」という言葉で、私はそれでハッと目が覚めて、自分の怒りよりも、一歩間違えば滑落死する遭難者をどうすれば助けられるかに意識を向けることにしました。
豊富な知識と経験があっても、雪崩を完全に予測することは困難です。
そこで 違うルートを通ろうと思い、「中道」というルートから下山しようと画策。
ここでようやく救助要請を出すことを決定する。
トレイルランニングの事故は、同じトレイルランナーとして改めて事故と隣り合わせであるということと、その時の情景が少し想像できてしまうところがあり、私自身、しばらく落ち込んでしまい記事が書けないでおりました。
慣れているからこそ、 道を外したときの鉄則を軽視し遭難につながるということを実感した次第です。